幸田商店では、干し芋を作るのにさつまいもの苗の栽培から原料生産、加工までのすべての工程を自社で手掛けています。
自社農園「幸田農園」では常においしいさつまいもを追求しているほか、茨城県内の信頼できる農家からさつまいもを仕入れているものも。
安心、安全な品質を保ちながら、実際どのようにして干し芋が出来ていくのか?今回の記事では、干し芋が完成するまでの作り方についてご紹介します。
この記事の目次
干し芋に使うさつまいもについて
幸田商店の干し芋は、自社農園「幸田農園」で生産されたものに加えて、ひたちなか市エリア、東海村エリア、大洗町エリア、那珂町エリアの信頼できる提携農家様のさつまいもを使って作られています。
こうして地元、茨城県全土から良質なさつま芋を確保しています。
さつまいも作りで大切なのは、良い苗と柔らかい土壌。そのため、弊社では自社で苗から作っています。
日々研究を重ね、特に良い種芋を確保したり、新しい苗に更新したりしながら品質の高い苗を作っています。畑も土壌のバランスを保つために緑肥を鋤き込んだり、耕運を何回も行いふかふかの状態に。さらに各圃場毎に土壌診断を行い、最も適した肥料を適切な時期に与えるようにしています。
おいしい干し芋を作るためにも、さつまいも作りへのこだわりと手間暇は欠かせません。

訳ありほしいも 500g×2袋(1キロ)
¥2,280(税込)

茨城県産 べにはるか 平切り ほしいも 320g
¥1,200(税込)

茨城県産 シルクスイート 平切り ほしいも 140g
¥600(税込)
さつまいもから干し芋を作る工程
さつまいもを収穫したら、自社の工場で一つ一つ丁寧に干し芋を作っていきます。
ここではおいしい干し芋ができるまでの工程をご紹介します。
干し芋の作り方工程1:さつまいもの畑作り

4月~5月頃に畑作りをし、5~6月頃に苗植えをしていきます。自社農園「幸田農園」では、苗や植える圃場を一から管理しながらさつまいもを作っています。
干し芋の作り方工程2:さつまいも収穫

手をかけながらさつまいもの成長をサポートし、秋には立派なさつまいもに。10月末から11月にかけて、収穫していきます。
干し芋の作り方工程3:さつまいもの保管

収穫したさつまいもは、糖度(甘さ)が上がるまで保管庫で保管します。
適切な温度に保ち、適切な糖度になったものから順次加工を行っていきます。この糖度をコントロールする事によって、より品質の良い干し芋製造することができます。
干し芋の作り方工程4:さつまいもの蒸かし

保管庫で寝かせ、糖度が上がり甘くなったさつまいもを蒸していきます。蒸す際はサイズ毎に時間等を変え、さつまいもの中まで十分に火が通る状態にしています。
干し芋の作り方工程5:さつまいもの皮むき

蒸したさつまいもは、熱々のうちに皮をむいていきます。経験を積んだ熟練のスタッフによる手作業で、一つ一つ丁寧に作業を進めていきます。
干し芋の作り方工程6:さつまいもをスライス

皮をむき終わったさつまいもは一旦冷まし、専用の器具を使ってスライスしていきます。こちらもスタッフによる手作業で行っています。
干し芋の作り方工程7:さつまいもを並べる

スライスされたさつまいもを一枚ずつ干し網に並べていきます。
干し芋の作り方工程8:さつまいもの乾燥

次は乾燥の工程に。幸田商店では冷風乾燥機、熱風乾燥機、天日干しと幅広い乾燥が出来る体制があり、商品によって製法を変えています。
ちなみに弊社の代表する商品ある「べっ甲ほしいも」は自社栽培の泉種を使用したものですが、色を出すために皮を深く剥き、冷風乾燥機で一日乾燥させた後に2日天日干ししています。
天日干しは手間も時間もかかりますが、やはり天日干しが出す質感は乾燥機では出ません。あえてこだわって天日干しをしている商品です。

●関連商品:「幸田商店 茨城県産 平切り べっ甲ほしいも 」
素材を活かしたものづくりで健康と食の豊かさをお届け

海風が吹き、元気な土壌で育てられる茨城県の農作物たち。さつまいものみを原材料にした干し芋を中心に、幸田商店では自然の恵みを活かした伝統のものづくりをしています。
国産の豆を使ったきなこやあずき、大麦の食品など、独自の加工技術や製法で美味しく安心安全な食品を製造。素材の旨みがたっぷりの自社商品を通して、体の健康や食の豊かさを提案しています。