HAPPY FOOD COLUMNほしいも

2022年6月6日

干し芋は食べると太る? 糖質やカロリーについて

甘くてさつまいもの素材そのものの味わいが美味しい干し芋。
ついたくさん食べたくなりますが、太るのか太りにくいのか、気になりますよね。

カロリーや糖質は高いけれど、なぜかヘルシーな食品として扱われているのには、理由がありました。
この記事では干し芋の糖質やカロリーに触れながら、太る食品なのかどうかを説明していきたいと思います。

「干し芋が好きだけど食べすぎは太る?」「干し芋はダイエットによいと聞くから太らないのでは?」と気になっている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

干し芋の糖質とカロリー

干し芋の糖質とカロリー

さつまいもを加工し、ぎゅっと甘さを凝縮したように感じる干し芋は、子どもから大人まで年齢に関係なくおやつとして大変人気があります。

果たして実際には、干し芋にどのくらいのカロリーや糖質があるのでしょうか。
さつまいもや焼き芋のデータと合わせて、以下に並べてみました。

日本食品標準成分表2020年版(八訂)参照(外部リンク)
※糖質は〔炭水化物 – 食物繊維=糖質〕で算出しています。

干し芋のカロリーと糖質

干し芋100gあたり カロリー277kcal 糖質66g

<参照>
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
第2章(データ)(Excel:1.9MB)
索引番号 223

さつまいもカロリーと糖質

さつまいも100gあたり カロリー127kcal 糖質30.3g

<参照>
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
第2章(データ)(Excel:1.9MB)
索引番号 217

焼き芋のカロリーと糖質

焼き芋100gあたり カロリー151kcal 糖質35.5g

<参照>
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
第2章(データ)(Excel:1.9MB)
索引番号 222

_______________________________

こうして見比べてみると、干し芋は乾燥させて凝縮させている分、さつまいもや焼き芋よりも100g当たりのカロリーと糖質の両方が一番高くなっています。

このように糖質やカロリーが高いのに、どうしてヘルシーな食品として扱われ、ダイエッターたちに人気があるのでしょうか。
次にその理由について解説していきたいと思います。

糖質とカロリーが高くても干し芋が太りにくい理由は?

糖質とカロリーが高くても干し芋が太りにくい理由は?

糖質やカロリーが高くても、ヘルシーなおやつとして人気なのは、干し芋がもつその栄養価にあります。
ここではその理由について、まとめてみました。

食物繊維で便秘を予防

干し芋の原料でもあるさつまいもは、食物繊維が豊富なので整腸作用が期待できます。
食物繊維は便の水分量を増やし、お通じをよくするサポート役にもなり、
便通がよいと、便秘がちでぽっこりしていたお腹周りもすっきりしてきます。

腹持ちがよく空腹を抑えてくれる

水に溶けない不溶性食物繊維が豊富だと、胃の中で消化がされにくくお腹の満足感が続く効果があります。

太ることや糖質制限を気にしている方にとって、空腹はつらいもの。
食物繊維のおかげで腹持ちがよいのも、干し芋の特徴と言えるでしょう。

水分が抜けている分、同じさつまいもの量を食べるよりも食べ応えがあり、満足感も味わえます。
天然のやさしい甘味があるので、おやつの甘さが恋しくなったときにもぴったりです。

低GIで血糖値の上昇が緩やか

干し芋がダイエット中や糖質制限中の人に向いていることの理由の一つに、低GI食品であることが挙げられます。

血糖値の上がりやすさを数値化したGI値が低いと血糖値の上昇が緩やかになり、
糖を脂肪に変えるインスリンの分泌を抑えることができ、脂肪の形成を抑えることができると言われています。

身体によい栄養素が豊富

干し芋にはビタミン・カリウム・マグネシウム・リンなど体にうれしい成分も多く入っています。
美容や体調管理のために、適度に取り入れるとよいでしょう。

糖質制限中の干し芋の適切な食べ方は?

糖質制限中の干し芋の適切な食べ方は?

干し芋を太りにくい食品としてご紹介しましたが、当然食べすぎると太るのはどの食品にでもいえること。

干し芋には糖質がそれなりにあるので、ダイエット中や糖質制限中の方は、適度な量の摂取をおすすめします。
「太りにくいから大丈夫」と、上辺の知識だけでたくさん食べてしまうと逆効果です。

また繊維質なので、食べる時は、なるべくよく噛んで時間をかけて食べること。
カロリーも高いので夜遅くに食べることは避け、体を動かしてエネルギーを燃焼する日中に楽しんでください。
運動前や運動後に食べると、エネルギー補給として強い味方になってくれるでしょう。

基本的に干し芋は脂質が少なく、食物繊維が豊富な低GI食品なので、ほかの炭水化物に比べてダイエットには効果的な食品です。ごはんやパンなどの主食と置き換えをするのもおすすめです。

素材を活かしたものづくりで健康と食の豊かさをお届け

素材を活かしたものづくりで健康と食の豊かさをお届け

海風が吹き、元気な土壌で育てられる茨城県の農作物たち。
さつまいものみを原材料にした干し芋を中心に、幸田商店では自然の恵みを活かした伝統のものづくりをしています。

国産の豆を使ったきなこやあずき、大麦の食品など、独自の加工技術や製法で美味しく安心安全な食品を製造。
素材の旨みがたっぷりの自社商品を通して、体の健康や食の豊かさを提案しています。

公式オンラインショップについて

干し芋の名産地、茨城県ひたちなか市から直送。数量限定の干し芋の詰め合わせ商品など、Webショップならではのラインナップでいつでも全国へと配送を行っています。

幸田商店オンラインショップ