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2022年9月12日

干し芋は美容やダイエットのおやつにぴったり!? 食べることで女性にとってうれしい効果とは?

見た目はちょっと地味だけど、食べるとやみつきになる干し芋。
スーパーやコンビニでも気軽に買える自然派おやつとしても、人気を集めています。

そんな干し芋ですが、実は多くの栄養が含まれていて、美容やダイエットにも効果的といわれています。
今回の記事では、干し芋に含まれている栄養素や効果についてご紹介したいと思います。

干し芋の栄養を把握して、ぜひ日常的に美容やダイエットに取り入れてみましょう。

干し芋が美容におすすめな理由

干し芋が美容におすすめな理由

食物繊維やカリウムを含み、美容にとって良いことづくしな干し芋。
スーパーやコンビニなどでも販売されているので、最近は手に入りやすくなりました。

さつまいもを干して乾燥させた食材なので、身体にやさしく気軽なおやつとして日常的に取り入れている方が増えています。
干し芋が具体的にどのように美容にいいのか、ここではその理由をご紹介していきたいと思います。

干し芋が美容におすすめの理由1:食物繊維が豊富

干し芋の魅力はなんといっても豊富な食物繊維の量です。
文部科学省科が発表している「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」のデータによると、さつまいも(皮つき 生)100gの食物繊維の含有量が2.8gなのに比べて、干し芋100gの含有量はなんと5.9gも。生のさつまいもよりも干し芋の方が約2倍ほどの食物繊維が含まれていることが分かります。

厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」が発表するデータによると、食物繊維の一日あたりの摂取すべき目標量は18~64歳で男性21g以上、女性18g以上とされています。
つまり、干し芋100gで一日の目標量の3分の1の量が摂取できることになります。

干し芋の食物繊維は不溶性食物繊維で、水に溶けにくい性質のためいや小腸の水分を吸収しながら大腸へと届ける働きがあります。
水分を含んだ食物繊維は便のかさを増やし、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を活発化させます。

便秘解消になることはもちろん、栄養をたくさん吸収する腸内を綺麗に保つことは美容にとってもとても良いことです。

また干し芋は適度な硬さで食べ応えもあるので、しっかり噛むことで満腹中枢が満たされてダイエット中のおやつにもぴったり。小腹が空いたときは、干し芋を食べることをおすすめします。
自然のものなので、添加物もなく安心して食べられるのもうれしいですよね。

干し芋が美容におすすめの理由2:カリウムが豊富

女性の悩みで多いのが、顔や身体のむくみ。
むくんでしまうのは、体内の水分バランスが乱れている証拠といえるでしょう。

干し芋はカリウムも豊富に含み、こちらも食物繊維と同様、生のさつまいもの2倍ほどの量が含まれています。

カリウムは体内にある電解質で、5大栄養素のミネラルのひとつ。
私たちの生命を維持するために必要な必須ミネラルと呼ばれています。

むくみの原因ともいえるのが、ナトリウム(塩分)の摂り過ぎです。
カリウムを摂取すると、そのナトリウムの排泄を促す作用があるため、血圧を下げたりむくみ予防に効果的といわれています。

むくみが続くと血液の循環を悪化させ、老廃物がたまってニキビなどの吹き出物が出てしまったり、肌荒れに繋がってしまいます。
カリウム不足はお肌や身体に不調を招いてしまうので、注意しましょう。

干し芋が美容におすすめの理由3:ビタミンが豊富

干し芋にはビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂、ビタミンC、ビタミンEなどの各種ビタミンが豊富に含まれています。
栄養学においても、五大栄養素のひとつとして重要なビタミン。

ビタミンBは皮膚を構成するタンパク質や脂質の代謝に大きく関わりがあり、肌のターンオーバーを活性化させる働きかけがあります。
代謝も促進され、健康的で美しいお肌の維持には欠かせません。

またビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
そのいわれのとおり、お肌や血管、細胞などの老化を防ぐ効果を発揮してくれます。

ビタミンCも同じく抗酸化作用を持ちますが、コラーゲンを構成するアミノ酸の生成を助ける役割も。
コラーゲンは細胞と細胞をつなぐたんぱく質で、健康な皮膚や粘膜の維持に大切な存在です。
このコラーゲンが不足すると肌のハリやツヤが失われ、たるみの原因になるともいわれています。

またビタミンCには抵抗力や免疫力を向上させる効果もあり、日頃からこまめにビタミンCを摂取することで風邪や疲労の予防にもなります。

美容に良い干し芋のおすすめの食べ方は?

干し芋の食物繊維ってどんなもの?

美容に良い栄養素がたっぷりの干し芋ですが、せっかくなら美味しく健康的に食べたいですよね。
便秘改善を目的に食べる方は、ヨーグルトと合わせて食べるのがおすすめです。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌が善玉菌のエサとなり、善玉菌が増えることで腸内環境を整える働きが。
食物繊維が多い干し芋と一緒に食べることで、便秘解消がより効果的になるでしょう。

また、干し芋はたんぱく質はあまり多くありません。
お肉やお魚、卵など、たんぱく質が豊富なものと組み合わせるとバランスがさらに良くなります。

干し芋を食べる時の注意点

干し芋は食物繊維が豊富で血糖値の上昇がゆるやかな低GI値の太りにくい食品と言われていますが、どんなものでもやはり食べ過ぎは注意です。

炭水化物量やカロリーが実は高く、干し芋100gあたり303キロカロリーもあります。
また、糖質も干し芋100gの中に65g含まれています。

白米が100gで168キロカロリー、糖質36gなので、比べたらその多さがよく分かります。
摂り過ぎには注意して、程よいバランスで食べるようにしましょう。

 

素材を活かしたものづくりで健康と食の豊かさをお届け

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海風が吹き、元気な土壌で育てられる茨城県の農作物たち。
さつまいものみを原材料にした干し芋を中心に、幸田商店では自然の恵みを活かした伝統のものづくりをしています。

国産の豆を使ったきなこやあずき、大麦の食品など、独自の加工技術や製法で美味しく安心安全な食品を製造。
素材の旨みがたっぷりの自社商品を通して、体の健康や食の豊かさを提案しています。

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