冷蔵や冷凍もできる？干し芋のおすすめ保存方法

長持ちする干し芋は、古くから保存食として重宝されてきました。
ただし、干し芋は高温多湿は苦手です。購入した後、せっかくなら家で干し芋を美味しく保存しておきたいですよね。

今回の記事では、冷蔵や冷凍での干し芋のおすすめの保存方法についてまとめてみました。
これらを参考に、より美味しく干し芋を楽しんでください。

この記事の目次

干し芋の保存方法①：常温の場合

干し芋を購入した後、未開封の場合は高温（25℃以上）多湿を避けて冷暗所に保管するのがおすすめです。
直射日光に当たったり、高温多湿の場所で保管したりするのは品質劣化に繋がるので、避けるようにしましょう。湿気が多かったり、室温の高い場所に置いていると干し芋にカビが発生しやすくなってしまいます。

なお、干し芋は完全に酸素に触れない状態にしないと品質を保つことができません。
袋の開封後は、冷蔵庫にて保存して早め（1～2日）に食べるのがおすすめです。

干し芋を美味しく食べるためにも、たとえ未開封であっても賞味期限には気をつけましょう。

幸田商店の干し芋の賞味期限は、以下となっています。
未開封の場合は、パッケージに記載されている賞味期限を参考にしてお召し上がりください。

【平切り干し】未開封常温保管60日
【丸干し干し芋】未開封常温保管60日
【バラ詰め商品（キロ単位）】未開封常温保管30日

賞味期限については、ひとつ前の過去の記事で詳しくご紹介してますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

●関連記事：「干し芋の賞味期限は？いつまで食べられる？」（※左記の記事が公開後、リンク挿入）

未開封の場合は常温での保存も問題ありませんが、気温の変化などが激しい場合は干し芋を冷蔵で保存するのがおすすめです。

また前述のとおり、酸素に触れると品質は劣化してしまうので、開封後は冷蔵庫で保存し、なるべく早め（1～2日）にお召し上がりいただくことをおすすめしています。

乾燥や劣化を避けるためにも、冷蔵庫へ入れる前に干し芋を小分けにしてラップにくるんだり、ビニール袋やフリーザーバッグに入れて保存するとよいでしょう。

冷蔵保存した干し芋は、質感などにあまり変化がでることがありません。
食べるときは、冷蔵庫から取り出してそのままでも、また軽く温めてもどちらでも美味しく召し上がっていただくことができます。夏なら冷たい状態で、そのままひんやりスイーツとして楽しむのもおすすめです。

干し芋を長期で保存を希望する場合は、冷凍保存が向いています。
冷凍することによって賞味期限からプラス1～2カ月程度延長できるので、家に干し芋をストックしておきたい人にもおすすめの保存方法です。

また、気温の変化や乾燥が進むと干し芋の表面に白粉（しろこ）が発生しやすくなります。
白粉は麦芽糖が結晶化した糖分なので食べる分には問題はありませんが、なるべく白粉発生を抑えたいという場合も冷凍保存が適しています。

複数回に渡って解凍→冷凍を繰り返すのはよくないので、冷凍する時は食べきれる分だけラップやフリーザーバックなどに小分けにして冷凍するのがよいでしょう。

食べる時は冷蔵庫で1～2日程度かけてじっくり解凍すれば、美味しさがそのままに。
冷凍する前の干し芋と変わらない柔らかい食感を楽しむことができます。

ただし、冷凍したものを急速解凍や炙ったりすると硬くなってしまう恐れがあります。冷凍保存をした干し芋を食べる場合は、自然解凍してから食べるのがおすすめです。

「家で保管していた干し芋が固くなってしまった…」、そんなときは干し芋に熱を加えると良いでしょう。
基本的に干し芋は、熱を加えると柔らかくなります。軽く炙ったり、加熱調理をして食べるのがおすすめです。

海風が吹き、元気な土壌で育てられる茨城県の農作物たち。
さつまいものみを原材料にした干し芋を中心に、幸田商店では自然の恵みを活かした伝統のものづくりをしています。

国産の豆を使ったきなこやあずき、大麦の食品など、独自の加工技術や製法で美味しく安心安全な食品を製造。
素材の旨みがたっぷりの自社商品を通して、体の健康や食の豊かさを提案しています。

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